平成20年度 神戸大学 グローバルCOEプログラム

次世代シグナル伝達医学の教育研究国際拠点
−基礎・臨床医学実質融合によるClinician-Scientistの育成−

Global Center of Excellence for Education and Research on Signal Transduction Medicine in the Coming Generation − Bringing up clinician-scientists in the alliance between basic and clinical medicine −

     

疾患メタボロミクスシンポジウム(12.12.18開催)

  平成241218日(火)、大阪大学吹田キャンパス・銀杏会館にて、神戸大学ならびに大阪大学のグローバルCOEプログラム、および慶応大学戦略的創造研究推進事業の共催により「疾患メタボロミクスシンポジウム」を開催し、150名を超える方々の参加を頂きました。
  なお、本シンポジウムは、日本医用マススペクトル学会・日本癌学会・日本細胞生物学会、日本質量分析学会・日本消化管学会・日本消化器病学会・日本循環器学会、日本生化学会・日本生物工学会メタボロミクス研究部会・日本糖尿病学会・日本動脈硬化学会・日本肥満学会・日本分子生物学会(50音順)の後援をいただきました。
 はじめに、神戸大学医学研究科の高井教授の開催挨拶の後、メタボロミクス研究において第一線で活躍されている先生方からの発表がありました。

 Session 12「基盤技術とデーターベースI II」では、福崎英一郎先生(大阪大学)、曽我朋義先生(慶應義塾大学)、北芳博先生(東京大学)、小田吉哉先生(エーザイ株式会社)、松田文彦先生(京都大学)より最新の研究成果発表がありました。

     北芳博先生          小田吉哉先生        松田文彦先生

 またSession 3「病態解析ならびに診断への応用」では、神戸大学医学研究科から清野教授と吉田准教授が、また慶應義塾大学の末松先生より最新の研究成果を発表がありました。どの発表の後にも大変活発な質疑応答が行われ、時間が足りないくらいの白熱ぶりでした。

     清野進先生          吉田優先生          末松誠先生

 総合討論では、パネリストに文部科学省より豊田崇史ライフサイエンス課長補佐をお招きし、産官学の役割分担の明確化に触れながら、疾患メタボロミクス研究の世界と国内での現況や期待される成果についても活発な意見交換が行われました。
      
          総合討論の様子   豊田崇史ライフサイエンス課長補佐

 また招待講演として、先端医療振興財団理事長の井村先生から、「未来の医療とバイオマーカーへの期待」と題したご講演をいただきました。これまでの貴重な研究成果とその功績についてのお話は、参加者にとっては大変印象深いものであったと思われます。
       
           井村裕夫先生

 最後に、大阪大学医学研究科の米田悦啓先生が、本シンポジウムの開催が疾患メタボロミクス研究の今後の発展と成果に繋がることが期待されると述べられ、盛会のうちに終了しました。

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